2011年10月29日

スマートフォンでさらに沈む音楽業界

ついにauからiPhoneが発売され携帯契約数で5割を確保する陣営が有る意味appleというガラパゴスに入った。
片や音楽業界は元祖ガラパゴス携帯の着うたビジネスで似非音楽配信バブルに沸いたわけだがここ二年の落ち込みは大きく、柱になると期待されたもののCDビジネスと同じように右肩下がりになってしまった。
スマートフォンの普及は世界的な現象なので音楽業界とは関係無く広がっているのでここでの早いアプローチは絶対なのに。
しかしAppleはiTunesに於いて確固たる地位を確立しているだけで無く他の参入を許さないビジネスモデルを有る意味appleガラパゴスで囲ってしまっている。
ちょっとAndroid陣営に話を変えて見てみよう。現在着うたのビジネスモデルを継承しているのはauの一部の機種のみに限定されている。何故なら未だDRMが決まらないからで有る。auは独自のDRMを開発しなんとかLISMOを維持し、また新規参入も促している状態なのだが何せ全てのレーベルが配信を許諾しているわけではないので参入するストアも極少数になっている。
参入して来ない理由は過去にPC配信に参入し撤退して行った会社を見ているからに違いない、明らかに儲からないと感じているのだろう。そう2000年代に始まったPC配信からの流れが最も影響していると言える。まぁiTunesにはiPodがあるけどWMDにはシームレスな音楽プレーヤはないのである(主導権を握るとか何かにつけてSONYが儲かりそうとか・・・)日本の音楽業界のSONYアレルギーはみんな一緒にと言う考えを阻害する要因の一つであるから余計ややこしい。だからappleの主導は良かったのだが日本はそのappleにもSONYは抵抗したから全く足並みが揃ってないのが現状である。もちろん原盤権所有者、出版権所有者の無理難題もあるのだが。また配信側から見れば大体各レコード会社は共通のメタデータさえ持ち合わせてない上にデータの送信方法もバラバラだからそれを一々変換して自社のシステムに格納していく作業だけでも大変(iTunesはappleの納品システムに合わせて納品してる)
なのでシステム的な観点からみるとスマフォはガラ携の着うたとは関係無くPC配信のシステムが新たに必要になるので着うたでサービスを展開している大手のドワンゴやMUSIC.JPなどはコスト的に割に合わないと言う判断から参入に消極的なのであろう。だから現状まともなPC配信を行っているのはmoraしかないのも頷ける。
しかし海外では既にDRMなしの配信が支流でそのような煩わしい作業が無く進められているのが現実だ。
 
 さて問題はそれだけではない!iPhoneのアプリとして配信を行うと自動的にAppleに30%の上納金を納めなくてはならないのだ。
だからショップを開くことは利益にならないのである。そもそもレコ直への卸値が八掛けだから他の音楽配信業者も同じように卸値は八掛けと決まっている。これがまず問題。レコード会社は自分たちの利益を他に持って行かれない様に卸値を操作しているのだ。家賃や人件費が掛からないからCDより利益が少なくても良いだろうと勝手な論理で仕切り価格を決めているのだ。しかしいざ新規参入すると最低でもサイトを運営運用し音源を格納するサーバーが必要でその他保守やなんやかんやで結構お金が掛かるのが分かる。まぁ殆ど利益が生まれないのが実状だ。と言う訳で卸値を見ただけでもiPhoneでのビジネスは不可能なので有る。だからiTunesが着うたを急に始めたのはそれが理由かも知れない。但し洋楽のフルサイズの音源と値段は同じ150円だが。

では結論。
まず日本の音楽業界は今までのビジネスモデルを守るのではなく新たにビジネスモデルを構築するしかない。
著作権保持者はDRMと言う言い訳でユーザーを阻害しない。
誰にでも公平な参入が出来るような体制を整える。
レコード会社はアナログ、CD時代に時代的背景で自分たちの思うように抑えつけられなかった事をデジタル時代に仕返ししない(笑)
Android用の完璧な音楽管理・再生ソフトを作る。
それに連動できる音楽プレーヤーを作る。

こんな感じかな?


あとがき
この間CDを大量に売りに出した。
配信って売れないんだよなぁ〜1円にもならない・・・・
やっぱり俺はCDがあるかぎりCDを買うとしよう(爆)
posted by cozy at 12:15| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MUSIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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