2007年03月16日

HMVが売却か撤退。

昨日の日経新聞で業績不振及び先行き不安で日本の事業を手放すと発表された。

ここ数年、なりふり構わずのプライス・ダウンでHMVらしくないと思っていたが、ついに決断をしたようだ。
どっちにしろ親会社がファンド系なので高く売りたかったんだから、売り上げが好調でもいずれどこかに売られる運命だったのだが。
噂ではTSUTAYAが性懲りも無く手を出すのでないかと言われている。
TSUTAYAは近年、新星堂、Virgin Mega Store、すみやを傘下に収めており日本最大の売り上げを誇っているチェーン店なのだ。

タワレコも今年初め社長が事実上の解任をされており調子が良い訳ではないだけに、日本の音楽界をリードしてきた2大外資系(タワレコは今は民族系)が凋落の一途である。

まぁこれと同じように音楽を供給しているレコード会社もセールスを落としていて、CDが売れていない分、着うたや着うたフルが無ければ相当苦しいであろう(レコ屋の利益も手に入れてるんだから)
レコ屋にとっては着うたも着うたフルもauもしくはレコ直のほぼ独占な訳だから売り上げが右肩下がりだから更に苦しい。

HMVもタワレコも音楽配信を始めてはいるが、まだまだ種まき状態だからCDの売り上げ減分を補うまでには3〜4年は掛かりそうだし、はっきり言って体力勝負みたいなもんだからなお更苦しい。

さて日本のamazonはと言えば、ある意味絶好調で多分DVDとCDだけで800億は売っていると思われる。本より売り上げがあるのは周知の事実だし。
大体、レコード協会の発表している数字を見るとCDの生産自体は10%も前年より減っていないのにレコ屋は軒並み10%以下の前年割れって事はどこかが売り上げを伸ばしているって事。

音楽は趣味嗜好だけに、会社で言う人件費みたいなものでとりあえず減らすときに減らしやすい特性がある。
ましてやヒット曲なんてもろい物で流行で買うものだから、その場限りの満足で終わることも多いから、また次に買おうと言う気になれない場合も多々あったりして。

要するに、本当に音楽が好きな人が少ないし、生活に音楽が根付いて入るものの右から左に流れてしまい、こだわりを持ってアーティストを応援するとか、良い物を探すとかそういうところがユーザーには欠けているのであろう。
もちろん、テレビやラジオも流行の曲で構成されているので聴けるチャンスも少ないのだけど。

とにかく、HMVの撤退は俺的には回避して欲しいなぁと思う訳です。
posted by cozy at 08:45| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 言いたい放題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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